有深度的男人,
小早川隆景。

鶴見辰吾Interview

希望讓更多人
認識隆景。

能飾演歷史躍動的戰國時代中的人物,對演員來說是非常值得一試的。我小時候最喜歡大河劇『國盜物語』(1973年播出)。黑田官兵衛這個名字也是看了那齣戲才知道的。所以這次能夠和官兵衛演對手戲,就像是實現了小時候的夢想,覺得很幸福。讓我打從心中覺得從事演員這個工作真的太好了。

和織田信長、豐臣秀吉、明智光秀、柴田勝家等武將的知名度相比,也許是我的才疏學淺,我覺得小早川隆景不是那麼知名的武將。不過查了隆景的資料後,發現原來他是非常有魅力的武將。因此我覺得透過這次的戲劇,更廣泛地讓觀眾們認識隆景的魅力,也是我的使命。

隆景的兄長‧吉川元春(吉見一豐)被稱為猛將,是生涯無敗的武鬥派。相對於元春,隆景則是思慮深遠的武將。這兩人間維持著良好平衡,才能一面支持著毛利家,並讓毛利家在和平的狀態中發展吧。

另外隆景好像是會嚴守約定,相當規矩的男人。據說給家臣的賠償或俸祿也是,無論國內的狀況是多麼辛苦,一定會依照約定發放。這樣的特色也包含在內,我認為隆景雖然個性樸實,但也是相當有深度的人物。



從相遇開始,
就準備好要當朋友。

黑田官兵衛(岡田准一)和隆景雖然一開始是敵人,但我認為這兩人彼此在某些方面是互相認同的。在這齣戲中與官兵衛初次見面時,隆景的台詞中提到:「我以為看起來會長得像壞人,沒想到眼神感覺很和善」。一定是與官兵衛眼神對上時,在官兵衛的眼神深處感受到了什麼吧。感受到這個男人的作為的有趣之處,以及他掌握了要在這個時代活下去的關鍵。隆景一定知道官兵衛之前的戰功,盡可能想避免與他為敵。另一方面,可能也準備好要當朋友了吧。如果這兩人能和睦相處,一定能結為好朋友的。

雖然結果變成是在為秀吉工作,但我想那並非是喜歡秀吉,而是因為秀吉是官兵衛支持的人所以才為他效力。雖然不太喜歡你們公司的社長,但如果是有你在的公司的話,我願意跟你一同流汗打拼,就是這樣的感覺(笑)。

例如從毛利家的品味來看,我覺得他應該會認為秀吉那種豪華絢爛、華麗的品味,很像暴發戶吧(笑)。


為了數十秒
傾注自己的全部。

黑田官兵衛變得越來越難應付,徹底演出官兵衛的岡田先生也越來越了不起,變得更加可靠。飾演黑田家臣團的演員們,大家看著岡田先生的背影更加團結。

秀吉大人變得越來越蠻橫,飾演的竹中直人先生則是自由自在地發揮(笑)。演出相當具有魅力,只有竹中先生才演得出的秀吉。

大河劇中,演員們以自己的方式解釋嚴肅的台詞,充分準備詮釋方法後,到片場集合。拍攝像現代劇那樣追求真實感的戲劇時,有時候不做事先練習,在片場自由發揮效果會更好。但大河劇不但台詞很困難,還有行為舉止、和服的穿法、假髮和鬍鬚等等,在各項限制當中,演員們各自拿出自己的本領進行拍攝。在眾多演員共同演出的場景,比較彼此的演技,在充滿緊張的氣氛當中,奏出完美的和絃。我想那就是大河劇的趣味。

不只是演員,工作人員也是一樣。無論是攝影工作,佈景,甚至是擺設在那裡的每一件小道具,全體工作人員共同思考的是要將最好的呈現在那個場景中。演員和工作人員,為了也許是數十秒的場景,傾注所有的熱情。朝個一個目標向前衝。希望這股熱情也能傳達給觀眾。

請各位好好欣賞接下來的『軍師官兵衛』。不只是專注於演員身上,也請仔細觀賞畫面中的每個角落。


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「味わい深い男、小早川隆景。」

鶴見辰吾インタビュー

多くの人たちに
隆景を知ってほしい。

ダイナミックに歴史が動いている戦国という時代で、そのなかの人物を演じられるというのは、役者として、とてもやりがいのあることです。ぼくは子どものころ、大河ドラマの『国盗り物語』(1973年放送)が大好きでした。黒田官兵衛という名前もそのドラマを見て知りました。ですから今回、官兵衛とやり合うシーンを演じられたのは、子どものころからの夢が叶ったような幸せな気持ちでした。役者という仕事をしていて本当に良かったなと、心から思いました。
織田信長、豊臣秀吉、明智光秀、柴田勝家などの武将の知名度と比べると、ぼくの勉強不足ということもあるのですが、小早川隆景はあまり知られていない武将ではないかと思います。でも、隆景のことを調べていくととても魅力のある武将なのです。ですから、今回のドラマを通して、隆景の人間的な魅力を視聴者の皆さんに広く知っていただくことも、ぼくの使命だと思っています。
隆景の兄・吉川元春(吉見一豊)は猛将と言われ、無敗を誇った武闘派ですが、それと相対して隆景は思慮深い武将だと思います。その2人のバランスがとてもよかったから、毛利家を支えながら平和裏に毛利家を発展させることができたのではないかと思います。
また、隆景は約束をしっかり守る律儀な男だったようです。家来たちへの報償や禄も、内情がどんなに苦しくても、約束通りに渡していたそうです。そういう律儀さも含め、隆景は地味ですがとても味わい深い人物だと思いますね。


出会ったときから、
友となる準備ができていた。

黒田官兵衛(岡田准一)と隆景は、最初は敵同士だったけど、ぼくはどこかでお互いを認め合っていたのではないかと思っています。このドラマのなかで初めて官兵衛と会ったとき、隆景の「もっと悪人面をしていると思ったが、意外と優しい目をしておる」というセリフがありました。きっと官兵衛と目と目を合わせたとき、官兵衛の瞳の奥に何かを感じたのではないでしょうか。この男のやることは何かおもしろい、この時代を生き抜くための鍵を握っているのではないか、と。隆景は、それまでの官兵衛の武勲も知っていたはずだし、できれば敵にしたくない人物だと思ったのと同時に、友人になる準備はできていたのではないかと思います。そんな2人が仲良くなれば、すごくいい友情関係で結ばれますよね。
結局、秀吉のために働くようになりますが、それは秀吉のことが好きで仕えているのではなく、官兵衛が支えている秀吉だから仕えているという感じだと思います。お前の会社の社長はあまり好きではないけど、お前がいる会社なら一緒に汗を流してもいいよ、という感じ(笑)。
例えば、毛利家のセンスから言わせてもらうと、秀吉のあの豪華絢爛(けんらん)なド派手な趣味は、成金っぽいなと思っているような気がしますね(笑)。


数十秒のために
自分たちのすべてを。

黒田官兵衛は、どんどんしたたかになっていますが、それと同時に官兵衛を演じ切っている岡田さんもどんどんすごみを増して、より頼もしくなってきています。黒田の家臣団を演じるみんなも、そんな岡田さんの背中を見て結束力を増していますね。
秀吉様はどんどん横暴になってきていますが、演じている竹中直人さんはのびのびとやっていらっしゃる(笑)。竹中さんでなければ演じられない秀吉を、存分に魅力的にやっています。
大河ドラマでは、役者のみんながそれぞれの重々しいセリフを自分なりに解釈して、どう演じようかとたっぷり準備して現場に集まります。現代劇のようにリアリティーを追求するドラマの場合は、あまり練習をしないでさらりと演じたほうがいい場合もありますが、大河ドラマではセリフもなかなか難しいことを言っているし、所作や着物の着こなし、かつら、ヒゲなど、いろいろな制約があるなかで、自分たちの俳優としての技量を持ち寄って撮影しています。大勢が出演するシーンでは、それぞれの芝居を見比べながら、緊張感のなかでいいハーモニーを作っていく。それが、大河ドラマのおもしろさだとぼくは思っています。
そしてこれは役者だけでなく、スタッフワークも同じです。カメラワークだって、セットだって、そこに置かれている小物ひとつひとつに至るまで、そのシーンで最上のものをとスタッフみんなが考えている。役者とスタッフが、それが数十秒のシーンかもしれないけれど、そこにすべての情熱を傾けています。1つの目標に向かって突き進んでいる。その熱気と情熱が視聴者の皆さんに伝わればいいなと思っています。
これからも『軍師官兵衛』をじっくりと、役者だけでなく画面の隅々まで楽しんでください。

From〈大河劇‧軍師官兵衛〉官網(2014/10/12 更新):
http://www1.nhk.or.jp/kanbe/special/special_61.html

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